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蛯沢 勝三; 阿部 清治; 伊東 守*
JCOSSAR91論文集, p.89 - 96, 1991/00
地震リスク評価で用いる「応答係数」は、現行耐震設計に存在する安全裕度を係数の形で表現した応答「応答係数」と設計応答値から地震動レベル毎の現実的応答を求めるものである。応答係数は、現行耐震設計の各段階における裕度を「サブ応答係数」として評価し、それらの積として求める。サブ応答係数のうちの設計用基準地震動の設定に係わるサブ応答係数Fは、マグニチュードMと震央距離によって異なると考えられている。そこで、FをMとの関数で表わすことがどの程度重要であるかをみるために、それをMとの関数で表わした場合と一定値で表わした場合でのシステム機能喪失発生頻度の違いの程度について試算した。その結果、その程度が、地震危険度等その他の不確実さに比べ大きくないことが分ったので、地震リスク評価に関する一連の計算を行う時に、FをMとの関数として計算する必要はないと判断した。
荒井 長利
JCOSSAR91論文集, p.619 - 622, 1991/00
黒鉛材料を構造材料として使用するに当っては、金属材料で確立している材料/構造工学を適用することはできない。黒鉛材料のもつ特殊性を考慮し、又、原子力機器構造安全工学としてもライセンサビリティーを満足させなければならない。本発表は、HTTR用黒鉛の関連研究開発に関し、その基本的戦略、材料/構造工学の主要課題及び構造設計方針の確立のために実施した研究成果について概説する。